【経営者インタビュー vol.2】人と会って話すこと

最終更新: 7月2日

【経営陣インタビュー vol.2】

-COO 静木銀蔵-

2020年4月7日。

政府は7都府県に対し緊急事態宣言を発令した。その後、この宣言は全国に対象を広げ、現在は段階的に解除されている。

これとともに広がったのが、リモートワーク、オンラインネットワークだ。大学生の間では、「ZOOM飲み」が流行っている。家に居ながらにして友人とビデオ通話をしながらお酒を楽しむ。外出自粛を求められる中では、とても良い会だと思う。

「いつもの友達と、いつものように話し、いつものようにお酒を飲む。

やっていることは同じなのにZOOMでは何か物足りない気がする。この一か月を通してオフラインで人と会って、色んな事を知って、語るっていうのを恋しく思う。」

そう語るのは、Katharsis COOを務める静木銀蔵だ。

今回は、1年間Katharsisを引っ張ってきた経営陣の目線から見たKatharsisをお届けしたい。

「楽しかったよ。ずっと楽しかった。」

自分は飽き性だと認める銀蔵から、一年を振り返って、この答えが一番に返ってきた。

自分たちが創り出した場というのもあるが、銀蔵は「俺が一番カタルシス(対話を通してモヤモヤがパッと晴れる瞬間)を経験している」という。

代表の周雅と違い、銀蔵はもともと“おしゃべり”だ。Katharsisで書いていたブログでもよく「俺と話しましょう」と言っていた。

そもそも、彼が起業に踏み切ったのはアルバイトをしていた時に無思考的で単純な労働に抵抗を覚えたかららしい。生活のためにお金を稼がなきゃいけないけど、労働力として使われるのが嫌で、自分自身の頭と体を使って価値を創造することに興味を持った。そのタイミングで周雅と出会ったところからKatharsisは始まる。

楽しかったと語る一年間だが、現状を評価すると「55点」だそうだ。

「たまに店をやっていて、俺らが提供したい価値が体現できていると感じるときはあるけど、それが恒常的じゃない」

銀蔵は冷静にそう分析する。立地上どうしてもKatharsisのメインのお客さんは学生(特に京大生)である。結局学生×学生の場になってしまうことが多い。それだけでは足りない。学生×教授、学生×社会人など、多くの新たな語りが生まれる場所にしたいという。

正直、このインタビューをしていて、彼がこういう考え方を持った人だというのを初めて認識した。普段彼は合理性や論理性を追求する頼れるマネージャーという役回りであることが多い。周雅や真徳が苦手なマイナスを考える能力を持った人だ。

「論理上正しい選択に感情とか思考性とか人間らしいものも織り込んで答えを探すようになった」

1年間で自分が変わったと思う部分を彼はそう話す。

以前は、表面上のロジックでベストという答えを押し付けていたが、周雅との衝突の中で、その答えは人間の感情が絡むと一番有効ではないということに気が付いたらしい。正反対の人たちが同じ経営に関わっているからこその変化だと私は思う。

Katharsisでブログを書いていたり(これは飽き性が災いしてか4週間しか続かなかった笑)、クラウドファンディングの文章を書いたり一番発信をする人ではあるが、今回インタビューをするといつも自分自身では書かない部分を語ってくれた。

最後に、Katharsisのこれからの理想の姿を彼はこう語る。

コロナウイルスの影響がおさまった時、誰かと話したいと思った時に、Katharsisが1つの場所としてあればなあって。

親しい友人たちと会ってしゃべりたいけど、それだけにとどまらず、新しい人と新しい話をする場所になればいいなと思う。

相互交流のあるサードプレース(第3の居場所)になればいいかなって思う。

もっと面白い出会いがしたい。もっといろんな人と出会って、もっといろんなことを語りたいなって思います。

(文/インタビュー: Katharsisスタッフ 山下栞奈)

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